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眠れない夜に読むと眠れなくなるかもしれない7+1の寓話の第七章
グーは日でりの村にやって来た。川は干からび、草木も田畑も枯れかけていた。
気の毒になったグーは、大空から小さな雨雲を引っ張って来てほんのすこし雨をふらせた。
ペンギンとワニたちはとても喜んだ。
「体がぬれただけでもとてもいい気持だよ。
グー、ありがとう」
しかし、村人たちはグーに文句を言った。
「そんなに小さな雲では何の役にもたたない。
もっと大きな雨雲をつれてこい」
グーは村人たちが怒っているのは当然だと思った。
グーは、南の海へ、大きな雨雲を探しに行った。
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