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眠れない夜に読むと眠れなくなるかもしれない7+1の寓話の序章
「グーの誕生」遠い遠い星空で 光が集まって小さな泡が生まれた。泡はたくさんの光を吸収して 小さなグーに 生まれ変わった。
グーは 何万年も宇宙をただよった。
その間に たくさんの星の光を吸収して、シロナガスクジラの 100倍も大きくなってしまった。
その体は透明で、とても美しかった。
グーは 地球にたどりついた。
透き通った体のグーは、地上のみんなからは見えなかった。
グーは歌うのが好きだった。
大空から「グーグー、グーグー」と、調子はずれの歌声がきこえてくると、みんなは空を見上げた。
すると、カゲロウのように グーの姿が見えた。
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